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ヒマシ油を用いた静電ジェットの液滴生成過程を観察

Southeast Universityの研究グループが、ヒマシ油を用いて静電ジェットの液滴生成過程を観察しました。

この研究成果は、Chinese Physics B (2020)に掲載されています。


この記事は下記論文の紹介記事です。

論文:

Deng, Zi-Long, Mei-Mei Sun, and Cheng Yu. "Electrohydrodynamic behaviors of droplet under a uniform direct current electric field." Chinese Physics B (2020).


電気流体力学ジェットは、様々な分野で応用が進められている液体デジタル制御技術です。


同研究グループは、均一な直流(DC)電場下でのヒマシ油中のシリコーン油滴の電気流体力学的挙動と液滴生成プロセスを、高速度カメラを用いて視覚的に観察しました。また、電界強度、液滴サイズなどのさまざまなパラメータが液滴の挙動に与える影響について調査しました。

テイラーコーンの形状、典型的な斜め回転、周期的振動および破壊を含む4つの液滴挙動モードがあることを確認し、これらが電界強度の増加とともに変化することを確認しました。

また、より強い電界の下では、平らな楕円変形が大きくなることも実証されました。

さらに、より強い電界とより小さな液滴サイズの両方が、液滴の回転角の増加をもたらすことを確認しました。


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