Meteor Inkjet社が、波形開発サービスを開始したと発表しました。
この記事は下記プレスリリースの紹介記事です。
プレスリリース:
Meteor Inkjet社は、様々な産業用インクジェットプリントヘッドの駆動基板とソフトウェアのサプライヤーです。
2018年11月に新製品である液滴観察装置DropWatcherシリーズの発売を発表しています。
同社はこの度、波形最適化サービスを開始したと発表しました。
飛翔中の液滴のリアルタイム評価を含む波形最適化サービスとして、複数のメニューを用意しており、顧客はサービス内容を選択することができます。
・駆動電圧および周波数に対する液滴体積および速度応答のプロセスマッピング
・液滴形成過程の可視化および画像
・流体のレオロジーの分析
・プリントヘッドの待機時間と特性 など
DropWatching SystemsのMeteorの製品マネージャであるMatthew Pullen氏は、次のように述べています。
「インクメーカーとプリントシステム開発者は、Meteorの献身的な技術スペシャリストチームにアクセスして、特定の用途の要件に合わせて液体とプリントヘッドの組み合わせを最適化し、時間のかかる方法でインク調合作業を進めることができます。」
●波形の最適化に関して
ピエゾインクジェット技術は圧力波を用いて吐出を行うシステムです。
圧力波の発生具合、伝搬挙動は液物性に依存するため、同じ駆動波形を用いた場合でも吐出性能や吐出安定性が異なります。
そのため、安定した吐出状態を得るためは液やインクジェットヘッドに応じて波形の最適化が必要です。
●マイクロジェット社のサービス
マイクロジェット社でも同様の吐出特性把握、波形最適化のサービスを行っています。
同社は20年にわたる同サービスを通して、課題の抽出、インクジェット適性の評価、対策案の提示を行っています。
サービスに興味をお持ちの方は、下記サイトをご参照ください。
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